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ジェンダーハラスメントって…?(過去記事、見直し) [社会]

http://natton.blog.so-net.ne.jp/2006-10-03

(随想)
自信家は気を付けて! 〔国領 みどり/人材教育コンサルタント〕

 いわゆるセクハラ(セクシュアル・ハラスメント)は、もはや「ひとごと」ではありません。昨年、社長になった男性の友人は、秘書にまず、「社長!絶対セクハラの疑いをかけられないでください」と厳命された、とぼやいていました。
 満員電車に乗る時には二つのスタイルしか取らないと言います。
1.両手を胸の前でしっかり組む
2.両手を挙げつり革につかまる
 もちろん、男性が加害者と決まっているのではありませんが、現状では多い。そして、特別な人が起こす特別なトラブルではない。どちらかというと、できるタイプ、女性にやさしくもてるタイプ。私のことではないかと心配の方も多々いらっしゃるのではないでしょうか。
 私は法律の専門家ではないので、今回は常日ごろ気を付けていただきたい二つのポイントを挙げます。
 一つ目は、「相手の意に反して、しつこく言う、行う、繰り返す」。例えば「仕事絡みの飲み会でデュエットしたい」。相手が「ハイ喜んで一緒に歌いましょう」なら何の問題もない。ポイントはここからです。嫌がるのに「繰り返し、しつこく、強要する」。ここが問題。
 二つ目は、ジェンダーハラスメントと呼ばれる、性別役割を求めること。例えば、「女性社員は男性社員のアシスタント」といった態度。つまり、イコールパートナーとしてお互いをみていない。
 そこで、男性の方にお願い!女性だから、男性だからと分け隔てするような言い方、接し方をしない。例えば、こんな言葉で女性はヤル気をなくします。
 ・「うちの女の子」
 ・「あとは僕がやるから適当にやってくれればよい」
 ・「予定はないの?結婚、出産、退職の予定」
 一方、以下のコミュニケーションは女性の働く意欲を引き出します。
 ・「君ならできる、期待している」
 ・会議に出席させ、「君の意見は」と尋ねる。
 女性の方にお願い!
 一、必要なときに、必要なことを、必要な人に冷静に話す。
 一、発言の機会から逃げない。
 女性、男性ともに仕事の意見を交換して、職場で「ノー」と言える環境をつくることが大切です。
 最後に、あなた自身をチェックするための判断基準を示しておきます。
1.自分の妻や娘、あるいは母親が横にいても同じように振る舞えますか。
2.自分の子供が同じ状況に遭わされても異存はないですか。
 さて、あなたはどうですか。
=====================(引用終り)

 男女平等、男女均等という言葉に少なからず、抵抗感があるのは、歳のせいかな
 男性には男性の役回りがあり、女性には女性の役回りがあって、何故いけないのか?
 駄目オヤジとしては、ぼやきたくなります
 確かに、誰かをつかまえて、女性一般はこうだと決め付けるのは、少なからず問題があると思います
 力仕事に向かない男性もいますし、家事の嫌いな女性がいても、何も不思議はないのです
 でも、均等とか平等って言葉に惑わされていると、あえて言いたいのです
 だって、同期入社のK君やF君は、私と同じ男性ですが、平等・均等に扱われることはありません
 会社では、各人の持ち味を活かせる部署に、適材適所に配置するのが理想です
 これって平等でも均等でもないことなんです
 女性はなんて一括りにすると、性差別になるかもしれません
 人は十人十色で、それぞれの個性と意欲を尊重した処遇をすれば良いんだ
 と、駄目オヤジとしては思いますけどね・・・
【ここまでが、過去記事の内容です】

 過去の記事を見直すのは、ちょっと恥かしいのですが…

 ジェンダーハラスメントやセクシャルハラスメント及びパワーハラスメントと呼ばれる問題を、簡単になくすことは出来ないだろうと思いました。
 ハラスメントは、相手に苦痛をあたえる行為です。ところが、世の中には相手に苦痛をあたえることで、自分の地位や権力を誇示するような、歪んだ精神の持ち主がいるのです。

 ハラスメントの標的になった場合、どうすればよいのか?

 ある意味のパワハラから逃れるために、17年ほど勤務した会社を実際に辞める破目になってみて、ハラスメントは常識のあるまともな人間のすることではない。ということを実感いたしました。
 「逃げ出さずに立ち向かえ
」 なんて口で言うのは簡単ですが、実際にハラスメントを受けたら、なかなか難しいのです。

 ハラスメントをするような人間とは、往々にして話し合いが成立しません。(人の嫌がることを、わざとする人間ですから…)
 可能であれば誰かに相談し、相手に注意をしてもらえないかと考えますが、やぶへびになる可能性も高いのです。
 結局、運が悪かったと思って逃げる方が、傷が浅くてすむ場合もあるのです。
 いまさらですが、「憎まれっ子世にはばかる」というのは本当だなって、
 今日もぼやいている駄目オヤジなのですが。。。。


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コメント 4

大将

確かにハラスメントの脅威は怖い物がありますね
それを利用した事件もありましたね
ハラスメントにしても個人情報にしても
過剰解釈になっている気がします
by 大将 (2009-06-11 23:18) 

小父蔵

大将さん  コメント 有り難うございます
 どこにでもある話かも知れませんが、その標的になるとしんどいですね
 変な人間とかかわらないですめば良いのですが…
by 小父蔵 (2009-06-11 23:25) 

がま親分

男女同権でいいと思いますが、男女同質ではありませんからね。
たとえば、受付は男より女のほうが向いてます、ゼッタイに。
by がま親分 (2009-06-12 00:46) 

小父蔵

がま親分さん  コメント 有り難うございます
 問題なのは、死語になった男尊女卑をひきずっている人とか、自分はもてるので少々のことは許されるとか、上司の言うことは何でも聞けなんていう、理不尽な考え方の人間がいることなのですが…
by 小父蔵 (2009-06-12 06:34) 

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