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放射脳たちの「愛国無罪」を斬る [エネルギー]

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http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120824-OYT1T01156.htm
放射性廃棄物の処分計画見直しを…日本学術会議

 原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物の処分方法を検討している日本学術会議の検討委員会は24日、廃棄物をいつでも取り出し可能な形で数十年~数百年間、地下に暫定的に保管し、その間に放射性物質を安定化する技術開発や、国民の合意形成を図るべきとする報告書案をまとめた。

 この日開かれた学術会議の幹事会に提示した。

 報告書案は、地震や火山活動が活発な日本では、処分場の安定性が数万年以上、維持されるかどうかは科学的に予測不可能とし、「今の処分の枠組みを白紙に戻す覚悟で見直すべき」と指摘した。

 地中深くに数万年間埋める現行の最終処分計画の見直しを迫る内容だが、幹事会のメンバーからは、「暫定保管の意味を明示しないと単なる先送りと受け取られかねない」、「技術開発が可能かどうか不明確」といった指摘も出た。

(2012年8月24日21時12分  読売新聞)
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 この記事の内容をきちんと読めば、いま現在の日本で、使用済み核燃料や原発を解体して出る高レベル放射性廃棄物の処分方法が確立されていないことは、少し賢い小学生でも理解できると思います。
 ところが、原発利権に踊らされているマスコミの提灯記事や御用学者の論文ばかり読んでいると、原発大好き人間になってしまうのです。そういう放射脳人間には、こんな簡単なことも判断できなくなるから困ります。原発大好き放射脳人間は、自分の都合の良い話しか受け入れられないのも事実のようです。

 高速増殖炉の実用化はいまのところ無理です。将来的に実用化できるかどうかも分りません。使用済み核燃料の再処理も上手く出来ていません。よって、核燃料サイクルでプルトニウムを有効利用できる見込みはほとんど無いのです。無理やり使用済み核燃料の再処理を進めても、経済的なメリットはまったく無いのが現状なのです。原発大好き放射脳人間は、この事実を認めません。

 原発から出る高レベル放射性廃棄物は、数十年から数百年の間保管しないと最終処分ができない。これは紛れもない事実です。

 さらに、数十年から数百年の保管期間が経過しても、日本には何万年から何十万年という長期間に渡り高レベル放射性廃棄物を閉じ込めておけるような安定した地層が無いのです。これも紛れもない事実なのです。

 たった数十年しか運転できない原発から出る高レベル放射性廃棄物を、数十年から数百年の間保管する必要があると聞くだけでも馬鹿げている思います。さらに、その後で最終処分が出来たとしても、数万年から数十万年の間、安定して放射性廃棄物を閉じ込めておく必要があると聞いたら… なんでこんな馬鹿げたことをする必要があるのかと言わざるを得ません。

 原発大好き放射脳人間は、原発がないと日本の経済が成り立たないと言います。しかし、いま現在の日本の経済が原発によって支えられているかどうかも怪しいものだと思います。そして、何十年から何百年、何万年から何十万年という気の遠くなるような時間を必要とする高レベル放射性廃棄物という厄介なゴミを出す権利が我々の世代にあるのかどうか。原発大好き放射脳人間には、そんな簡単なことも判断することが出来ないのはなぜなのでしょうか?

 自分たちが出したゴミは、自分たちで始末するのがまともな人間です。原発大好き放射脳人間は、自分たちが出したゴミを、何十年から何百年先の子孫に押し付ける無責任で卑怯な人間なのです。彼らの言う、原発がないと日本の経済が成り立たないというのは、自分たちさえ良ければ後のことは知らないと言っているだけの話なのです。まるで駄々をこねる子どもと同じなのです。そういう無責任な人間とはまともな議論が成立しません。原発を有り難がるのは、そういう幼稚な人間なのだと言わざるを得ないのも事実なのです。

(by 心如)

・・・

 何度も指摘しておりますが、原発の発電コストが安いというのも事実ではありません。

発電コストの比較.jpg


タグ:放射脳
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