日本の財政は破綻しないと言うけど… [雑感]
日本の財政は破綻しないという話はよく聞きます。
破綻しない根拠としては、自国通貨である円建ての国債なので、破綻しないと言うのです。
円建てであれば、政府は通貨発行権があるので返済不能になることはあり得ないとか、日銀が国債を買い取れば債務がチャラになるのだとか、政府の債務は、貸し手の国民から見たら資産なので問題はないのだとか。、
色々な話を聞きますけどね。
この話題については、過去にも何度か書いていると思う。
財政破綻さえしなければ、財政の中身はどうでも良いのだろうか?
一般会計だけでは国家予算の全体は分からないという話もないでもありませんが、歳入の四割が借金なのです。借り替え分を差し引いても22兆円程度は借金で賄う計算ですね。
実質的な90兆円程度の予算中で22兆円が借金で賄われているのです。
金利が下がっているので、利払費はさほど増えていませんけど、債務残高は増え続けていますね。1000兆円の借金があると、いくら低金利でもそれなりの利払費が必要になります。
景気が停滞しているので、長期金利も上がっていないけど、この状態が続く限り景気がよくなる気がしません。
岸田政権は、減税どころか増税をしかねないので憂鬱ですね。
(by 心如)
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