安倍内閣が発足

　 安倍内閣が発足しました

　問題山積のなか、内閣総理大臣になったことは、安倍晋三にとって良かったかどうか今の段階ではまだいえない。
「ピンチは最大のチャンスである」という言葉がある。裏を返せば、チャンスと思った時が最大のピンチかもしれないと言えるだろう。
以前の総理が先送りした難問山積を、安倍総理が解決すれば後世に名宰相としての名を残すチャンスであろう。

　反対に、以前の総理と同じ轍を踏み、問題を先送りしようとすれば、赤字財政のような重大問題が浮上し、後世に暗愚な宰相として名を残しかねない。
　組閣がゴールではない。何から取り組んだら良いのか分からないぐらい多くの問題があるだろうが、来年の参議院選挙ばかりに気をとられ、やるべき事をしなければ、国の舵取りの職責を全うすることは適わない。

　毎日新聞を見る限り、森元首相が、安倍内閣に影響力を持ち、人事に関して森元首相の意見が強く反映しているかのような記事が『安倍人事、幻の「麻生幹事長」、森氏「派閥として譲れぬ」』との見出しで掲載されている。
　一面トップの『安倍内閣が発足』の横にこのような森氏の影響力を示す記事が載ること自体、安倍内閣の船出が、順風満帆ではないことの証であろう。
　山口４区の住民としては、安倍総理に、古い派閥政治や、問題先送りしか能がない元首相なんて無視した、思い切った政治改革をして欲しいのだが…。

「美しい国づくり内閣」ってなに？
１０００兆円もの借金を背負った瀕死の政府は、なりふり構わず行財政改革に邁進するべきだろう。国債の発行額を増やさないでは間に合わない。赤字国債発行の早期解消を目指すくらいは言って欲しかった。もう問題先送りは許されないと肝に銘じてもらいたい。

タグ：安倍 内閣 チャンス ピンチ

コメント 2

みねさん　nice・訪問 有難うございます。
by 心如 (2006-12-18 19:03) 

すぅ~ちん　nice・訪問 有り難うございます
by 心如 (2007-09-12 06:49)