「アベノマスク」は愚策だったのか? [雑感]
2020年5月当時はドラッグストアの店頭に不織布マスクは無かった。
マスクを買おうと思っても、売ってなかったのだ。
政府が、洗って繰り返し使える布マスクを、各家庭に二枚ずつ配布すると発表したことは大事なメッセージだったと思う。
洗って繰り返し使える布マスクが各家庭にあれば、不織布マスクの需要を減らすことができる。不織布マスクは医療関係者などに優先的に回せるのだ。
先行きの需要が減少するとなれば、マスクを買い占めた転売屋は需要があるうちに売り捌こうと考える。不当な価格のマスクが適正な価格になる一助にもなったから。
そういう事実を忘れて、「アベノマスク」は世紀の愚策だと罵る御仁の頭の中には、いったいなにが詰まっているのだろうか。
(by 心如)
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