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入浴事故、高齢者は要注意!! [健康]

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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120204-OYT1T00470.htm
厳冬で入浴中死亡増…目立つ高齢者、自宅も注意

入浴事故予防対策.jpg

 入浴中に高齢者が急死する事故が相次いでいる。

 大阪市のまとめでは、下旬から急に冷え込みの厳しくなった昨年12月には、前年の2倍にあたる30人が死亡。各地でも11月から3月にかけて毎年事故が集中することから、医療関係者らは寒い時期の入浴に十分注意するよう、呼びかけている。

 こうした事故は、一般に「ヒートショック」と呼ばれる。脱衣による寒さで血管が収縮すると血圧は上昇するが、熱い湯に入ると血管が広がり血圧は下がる。血圧や脈拍数の急変動が引き金になって、浴槽でおぼれたり、脳卒中、心筋梗塞が起きたりする。

 家庭の浴槽内での溺死者は年間約4000人に上り、うち高齢者は89%(厚生労働省調べ)。原因を心臓・脳疾患発作まで広げると、東京救急協会は「入浴中の死亡者は全国で年間1万4000人以上」と推計している。

 大阪市消防局によると、2011年の入浴中の死亡者は171人(速報値)で、うち65歳以上が90%。これまでを分析すると、約80%が自宅で入浴中に亡くなっているという。

 周囲に誰かがいる共同浴場に比べ、「個室」の自宅浴室の事故は、救護が遅れるケースが多い。大阪市でも、昨年12月だけで「風呂から出てこないので家族が見にいくと、頭まで湯につかっていた」(70歳代女性)、「脱衣所で倒れ、心肺停止状態だった」(80歳代女性)などの事例が相次いだ。救急課の担当者は「少しでも気分が悪くなったら、風呂の栓を抜いて。それで少なくとも溺死は防げる」と呼びかける。

(2012年2月4日15時06分  読売新聞)
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 寒くなると、高齢者の入浴事故が増えるそうです。


 共同浴場なら、他の人が周りにいるので、気付いてもらえる可能性がありますが、自宅の風呂は、通常は一人で入ります。家族が気が付いたときには手遅れという場合もあるようです。

 極端な話、風呂に一日くらい入らなくても死にはしません。体調の悪いときなどは無理に入浴しないでもよいのではないかとすら思いますが…

 脱衣場や浴室を出来るだけ暖かくし、お湯は少しぬるめにし、長湯は避けたほうがよいみたいです。

 「年寄りの冷水」というのはよく聞きますが、「年寄りの熱い湯」も危ないみたいです…^^;

(by 心如)


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コメント 6

figaro

ヒートショックではないのですが、身近な人が
入浴中の事故で亡くなっているので、他人事ではないニュースです。
少しでもこのような事故が減る事を祈りたいです。
by figaro (2012-02-05 00:19) 

心如

figaroさん、コメントを頂き有り難うございます
 こういう知識は、無いよりも在ったほうがよいと思います。仰るとおり、少しでもこのような事故が減ればよいなと思って記事にしました。
by 心如 (2012-02-05 00:27) 

大将

ヒートショックは恐ろしい!
実際、一昨年の話ですが
今時期に高齢者住宅の風呂での事故を目の当たりにした事があります
衣服を身に着けていないとあらゆるものが凶器ですもんね
by 大将 (2012-02-05 12:36) 

心如

大将さん、コメントを頂き有り難うございます
 北海道は冬の寒さが厳しいので、浴室と脱衣場は暖かくしてあると思います。例年の本州は、それほど寒さが厳しくないので、急に冷え込むと、こういう事故が増えるのではないかと思いますが…
by 心如 (2012-02-05 13:16) 

侘び助

1人暮らしは事故になっても解り難い・・・
追い炊きも設定温度で止まるものの沈まない様に気をつけています。
by 侘び助 (2012-02-09 19:07) 

心如

侘び助さん、コメントを頂き有り難うございます
 そうですね、お湯の量は少なめにして、万が一の場合に沈まないようにしたほうがよいみたいです。でも、肩までゆっくり浸かりたいのもわかるし…^^;
by 心如 (2012-02-09 20:44) 

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