これマジ…?! [雑感]
学研科学大賞「インテル賞」および日本機械学会環境工学部門「技術業績賞」を受賞して(吉川 邦夫)
(一部引用)
これまでの廃棄物処理は大量埋立てか大量焼却のいずれかしかありませんでしたが,廃棄物の分別収集が当たり前になってきた現在,分別された廃棄物のそれぞれの性状にあったリサイクル技術が不可欠となっています。金属類やガラス,土石などの不燃性の廃棄物は当然マテリアルリサイクルすべきですが,生ゴミやプラスチック,紙などの可燃性の廃棄物は,無理にマテリアルリサイクルするよりも,高効率なサーマルリサイクルに利用するほうが経済的かつ環境負荷も低いことが多いと考えられます。
(引用終わり)
東工大の教授が、可燃性の廃棄物は、無理にマテリアルリサイクルするよりも、高効率なサーマルリサイクル(≒焼却)に利用するほうが経済的かつ環境負荷も低いことが多い。と、はっきり書いているのです。
環境のことを本気で考えているなら、プラスチックや紙などの可燃性の廃棄物は、無理にリサイクルしないで、焼却処分して排熱利用した方が、経済的かつ環境負荷が低いのです。
こんなことは、常識で考えたらすぐに分かることですが、最近のマスゴミの啓蒙活動に踊らされた人(≒洗脳された人)は、闇雲に(マテリアル)リサイクルする方が環境に良いと信じ込んでいるので困ります。
国民の啓蒙に、環境省が年間に何億円使っているのか?
リサイクル―回るカラクリ止まる理由 (シリーズ・地球と人間の環境を考える)
- 作者: 安井 至
- 出版社/メーカー: 日本評論社
- 発売日: 2003/06
- メディア: 単行本
私個人は、リサイクル(他の何かを作る材料として利用)よりもリユース(単なる再利用)の方が好きなんですけどね。例えばビール瓶や一升瓶。
紙類のリサイクル推進は、可燃ゴミを減量したい自治体(焼却炉のキャパが足りない)の意向が強いようです。
by shira (2008-10-06 21:05)
shiraさん コメント 有り難うございます
たしかに、リユース(再利用)の方が、環境負荷は少ないと思います
しかし、スーパーに買い物にいくと、使い捨ての容器に入ったものばかり売っていますが…
by 小父蔵 (2008-10-07 17:41)