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本当はどっち…? [雑感]

冷えていく地球 (角川文庫 白 273-1)

冷えていく地球 (角川文庫 白 273-1)

  • 作者: 根本 順吉
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1981/06
  • メディア: 文庫

熱くなる地球―温暖化が意味する異常気象の不安 (NESCO BOOKS)

熱くなる地球―温暖化が意味する異常気象の不安 (NESCO BOOKS)

  • 作者: 根本 順吉
  • 出版社/メーカー: ネスコ
  • 発売日: 1989/04
  • メディア: 新書



 1981年の『冷えていく地球』と、1989年の『熱くなる地球』

 どちらの本も、同じ根本順吉氏が書かれたようです


 気候値とは、30年間の気象値の平均値をいうそうです

 わずか8年後に、まったく正反対のタイトルの本を書くなんて

 どうかなって思います


 あと十年くらいすれば、本当に地球は人為的に温暖化しているのか、

 あるいは、自然に上がったり下がったりしているだけなのかが解ると思います


 無理して、二酸化炭素排出量を下げる必要があるのでしょうか?

 ましてや、排出権取引のようなマネーゲームは不要です


 無駄なエネルギー消費を控える程度の状態で、経過を観察すれば良いのではないか?

 そんなことを、今日もぼやいている駄目オヤジなのですが・・・


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コメント 14

fam

冷えて行く地球っていうのは ちょっとどう捉えていいのやら、
地球温暖化は単なる地球の周期でなってるなんて事になったら
どういう事?て思ってしまいます、
排出権取引をマネーゲームのようにしているのは おっしゃる通り
良く無いですよね。
by fam (2009-01-17 18:08) 

小父蔵

famさん  コメント 有り難うございます
 いまの地球は、「間氷期」という状態にあるそうです。それは、氷河時代において、一時気候がやや温暖となり、氷河が高緯度地方まで後退した時期にあるということを意味するようです。
 一時的に温暖になっている状態がいつまで続くのかという疑問があります。間氷期が終わり、氷期にもどるのか。それとも、このまま温暖化して、氷河時代が終わるのか。いずれにせよ、いまのような平均気温がずっと続くと考えること自体が間違っているのではないかと思わざるを得ないのですが…
by 小父蔵 (2009-01-17 20:48) 

スパイラルドラゴン

こんにちは。
根来さんは存命中に、もう一度寒冷化の恐怖を煽る本を出版しそうな予感がします。
地球は現在のところ、長期的には寒冷化に向っています。
このような状況下で、「短期的に急激な温暖化」した後に最も警戒しなければならないのは「リバウンド」だと思います。
つまり「急激な温暖化の後には、急激な寒冷化がやってくる」というのが地球の気候史から導き出せる結論ではないでしょうか。
by スパイラルドラゴン (2009-01-17 21:28) 

shira

 ははは。いや、小父蔵さん、よくチェックしましたねえ。
 そう言えば前田雅英なる学者さんも、少年犯罪が増えているという本を書いた数年後に、増えているのは高齢者犯罪ということを書いたそうですよ。
 読者なんてのはチョロいもんだと、ある意味ナメられてるんでしょうかね。
by shira (2009-01-17 22:26) 

小父蔵

スパイラルドラゴンさん  コメント 有り難うございます
 そうですね、今後の気候が寒冷化の兆候を示したら、書くかもしれませんね
 結局、温暖化しようが寒冷化しようが、どちらもメシの種としか考えていないということなのでしょうか
by 小父蔵 (2009-01-18 00:03) 

小父蔵

shiraさん  コメント 有り難うございます
 科学者も一つの商売であって、平均気温が下がりつつあれば、寒冷化を警告する本を売る。平均気温が上がりつつあれば、温暖化の脅威を煽って、研究費を獲得したり、研究成果を発表する本を売って金儲けをする。それだけのことなのでしょうね^^;
 そもそも、地球の気温が変動してはいけない。なんて考え自体が、非科学的ではないかと、まともな科学者であれば解る筈ですが…
by 小父蔵 (2009-01-18 00:13) 

TSUNE

世界の平均気温は、1998年にエルニーニョで大きく上昇した後、1999年と2000年は気温が下がり、2001年に上昇した後は横ばいとなって、2008年は少し下がりました。1998年以降10年間上がってないという見方もできますが、控えめにみても2001年以降は上昇していないわけです。

今後のトレンドがどうなるかは、7年ぐらいでは判断できないと思います。では、いつになったら判断できるのでしょう。

近年の温暖化傾向は1976年から始まりましたが、ハンセンのアメリカ上院での証言とIPCC設立は1988年です。1990年には第1次評価報告書が出され、1992年に気候変動枠組条約が採択されました。地球温暖化とCO2削減を訴えるIPCCは、気温が上がり始めてわずか12年目に設立されたのですが、その前から準備されたのでしょうね。
by TSUNE (2009-01-18 04:20) 

小父蔵

TSUNEさん  コメント 有り難うございます
 1988年アメリカ上院でのハンセンの地球温暖化証言は、実は二度目だったとのことです。一度目は、大して話題にもならず、プレゼンは失敗したそうです。
 そこで、二度目はわざわざ暑い日を選び、会場のエアコンを止めて、うだるような暑さのなかで、地球温暖化について証言を行ったとのことです。そういう、馬鹿げたやり方に、アメリカ上院議員たちは、見事に騙されたそうです。
 なぜ、一度失敗したプレゼンを、証言会場のエアコンに細工までしてやり直したのか。どうしても、地球温暖化シンドロームを起こす必要に迫られていたのでしょう。1980年代といえば、環境学者の冬の時代です。1970年前後は、大気汚染や水質汚染など、先進国の公害対策で大活躍した環境学者も、1980年代は公害対策が一段落して、失業しかねない状況に追い込まれていたようです。
 そこに、ふって湧いたような、地球温暖化シンドロームですから、環境学者にとっては、ハンセン様々ではなかったのでしょうか。地球温暖化をキーワードにすれば、研究資金は使いたい放題の時代が来たのですから…
 地球温暖化シンドロームは、環境学者たちが作り出した虚構にすぎない。という見方もあるようです。
 あと10年くらいすれば、二酸化炭素濃度は増え続けていますが、平均気温はどう変化するかがわかってきます。1988年から最低30年間ぐらいの気象データを平均した気候値が得られたら、地球温暖化シンドロームの終わりにならないかと期待しています。
by 小父蔵 (2009-01-18 06:28) 

enosan

人は誰でも今年の冬は特に寒いとか、今年の夏は特に暑いとかよく言う。
本当に寒くなつているのか、暑くなっているのか私にはわからないが、それぞれその気候に順応してきている。これからも多分同じでないかと思う。
正反対の本を出すのはどちらも間違ってはいないと思うが事象の一面を取り上げて書いているに過ぎないのではないか。世の中そんなことが多い。
by enosan (2009-01-18 10:30) 

小父蔵

enosanさん  コメント 有り難うございます
 刑事が、なにか事件が起きると活気付くのとおなじで、学者先生も、なにか問題がないと、研究予算もとれないし、大げさに騒がないと、本も売れないということなのでしょうね。それを真に受けて、振り回される政治家や国民もいけないのでしょうが…
by 小父蔵 (2009-01-18 11:46) 

Hirosuke

初めてコメント致します。
僕は常々、次のように考えています。

      何事も最悪の事態を想定し、常にそれに対して備えねばならない。

経済を見ても分かります。
「杞憂」という言葉もありますが、どうなるのか経過を観察してたら実は既に手遅れだったという事にはしたくないものです。
by Hirosuke (2009-01-20 00:19) 

小父蔵

Hirosukeさん  コメント 有り難うございます
 そうですね
 何事も最悪の事態を想定し、常にそれに対し備えなければならない。ですか…
 本当に、そんなことが可能でしょうか?
 人間の死亡率は、100%です。貴方も、私も、いずれは死にます。それも、いつ死ぬかは誰にも分かりません。
 交通事故、強盗殺人、通り魔事件、地震に火事、etc。。。 最悪の事態はいつでも誰にでも起こりうるのです。歩道を歩いていて、投身自殺者が頭の上に降ってきて、巻き添えで亡くなられた方も実際にあったと聞きます。
 自分の命すら、自分の意志で自由にならないのが人間なのです。
 ましてや、世界中の人間の行動や、地球の平均気温を、思い通りにできるなんて大それた考えは、百害有って一利なし。ではないかと思います。
 100年間で平均気温が0.5度ぐらい上昇した程度のことで、大騒ぎする必要が本当にあるのでしょうか。今一度、冷静に考えるべきではないか。だから、あと10年ぐらいは、注意深く経過を観察すべきと思います。
by 小父蔵 (2009-01-20 06:32) 

すぅ〜ちん

振り回されちゃいますね。
踊らされている?!感じです。
by すぅ〜ちん (2009-01-25 10:57) 

小父蔵

すぅ~ちんさん  コメント 有り難うございます
 そうですね
 平均気温が上昇すれば、気温の南北傾度は減少し、気象は安定するはずです
 温暖化すると、異常気象が心配という話は、科学的な知見とは符合しません
 いたずらに地球温暖化の脅威を喧伝するのは、如何なものかと思いますが…
by 小父蔵 (2009-01-25 22:29) 

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