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移植法改正案、26日から参院で審議入り 〔臓器移植 反対〕 [社会]

移植法改正 「A案」26日審議入り 参院 民主議員ら対案提出
(2009年6月24日水曜日 讀賣新聞 4面)

 自民、民主両党は23日、臓器移植法改正案(A案)と、対案の「子ども脳死臨調設置法案」に関し、26日の参院本会議で審議入りすることで大筋合意した。参院厚生労働委員会の審議は30日から始まる見通しだ。
 民主、共産、社民、国民新各党などの議員が23日に提出した対案は、脳死を臓器提供時に限って「人の死」とし、15歳未満の脳死臓器移植の可否を、内閣府に設置する「子ども脳死臨調」で検討することが柱だ。参院議員の約2割に相当する52人が提出者、賛同者となった。衆院で改正4案の採決を棄権した共産党は対案に賛成する。
 対案と、脳死を「人の死」とすることを前提に年齢制限を撤廃するA案との隔たりは大きく、両案の修正協議は困難との見方が強い。
 一方、西岡武夫参院議院運営委員長(民主)は23日の記者会見で、「脳死を『人の死』とする国民の意思が定まっていない」として、国民投票の必要性に言及し、今国会での採決に慎重な姿勢を示した。
==========================(引用終り)


 臓器移植法改正案が、26日から参院で審議入りの予定とのことです

 臓器移植反対の立場から見ると、臓器提供時に限って「脳死」を「人の死」とする。という考え方も可笑しいのです。

 臓器提供がない場合は「脳死」を「人の死」としないが、臓器提供が可能な場合は「脳死」を「人の死」とする。というのは明らかなダブルスタンダードです。生きている人間から、心臓などの臓器を取り出すことができないから、無理矢理、「脳死」を「人の死」としているとしか思えません。

 臓器移植なんてモノを考えなければ、そんなご都合主義的な判断基準は必要ないのです。

 国会の慎重な審議の結果、臓器移植法がどのような内容に改正されたとしても、臓器移植反対ですから、自分の臓器は提供しませんし、どのような臓器移植も受けたくありません。

 自分が死ぬのは怖いし、家族の死も見たくはありません。だからこそ、他の人の死を待ち望むような行為はしたくないのです。

 なんてことを、今日もぼやいている駄目オヤジなのですが。。。。(小父蔵)
 


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コメント 2

大将

総選挙前の党の人気取りだけしか考える事の出来ない今の時期に
こんな大事な事を話しあうのはやめて欲しいです!
同時に二つ以上の事を考える能力の無い脳しか持っていない
お役人たちのやる事、
今はすべてが総選挙しか目に見えていないはず
『死』はどんな形にせよ軽い物であってはいけないものです

by 大将 (2009-06-24 23:21) 

小父蔵

大将さん  コメント 有り難うございます
 人の命に関わる事ですから、参院での慎重な審議を期待していますが…
by 小父蔵 (2009-06-26 22:28) 

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