トヨタが、新型「クラウン」を発売! [クルマ]
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トヨタが新型「クラウン」を発売、2.5L・4気筒エンジンを搭載し
「トヨタ流ダウンサイジング」を実現
2012/12/25 18:15
トヨタ自動車は、FR(前部エンジン・後輪駆動)の高級セダン「クラウン」を全面改良し、2012年12月25日に発売した。ハイブリッド車(HEV)モデルに、新しく開発した排気量2.5Lで4気筒の直噴式ガソリンエンジンを搭載して“ダウンサイジング”した。前型は排気量3.5LのV型6気筒。一般的なダウンサイジングではターボを使うが、トヨタはハイブリッドと組み合わせることで「トヨタ流ダウンサイジング」(同社社長の豊田章男氏)を実現した。
新型で14代目。「ロイヤル」と「アスリート」の二つのモデルを用意する。従来型では二つのモデルに加えてHEVモデルを別に設定していたが、今回は二つの中にガソリン車版とHEV版を併存させた。「今やHEVは普通のクルマ。あえて別のモデルを作る必要はない」(クラウンの企画担当者)と考えた。
販売価格はロイヤルで353万円、アスリートで357万円から。HEV版はどちらのモデルも410万円からに設定する。目標販売台数は月4000台で、2012年12月20日時点の予約受注台数は1万200台である。生産は元町工場。
HEVのエンジンをダウンサイジングし、さらにEGR(排ガス再循環)の循環量を増やすことなどして燃費(JC08モード)を前型の14.0km/Lから23.2km/Lに大幅に高めた。気筒数が減るので、ピストンの引き摺り抵抗を小さくできる。EGRの循環量を増やしても燃焼を安定させるため、新しく応答性が高いEGR弁を開発した。
2.5Lのエンジンは「カムリ」の搭載品をベースとしながらも、カムリのものと比べて出力を高めた。カムリが118kWのところ、新型クラウンは131kWである。ハイブリッドシステム全体で、「V型6気筒エンジン並みの動力性能」を実現した。
燃費と出力をともに高めるため、同じようなFRセダン「GS」のHEVモデルに採用する直噴とポート噴射を併用する「D-4S」を採用した。加えて、GSの3.5Lエンジンは吸気側だけに可変バルブタイミング機構「VVT」を使うが、新型クラウンでは排気側にも使った。
また、GSでは2段変速式のハイブリッドシステムだったが、クラウンでは減速比を固定にした。システムの外形寸法を小さくした上に、変速時の油の抵抗損などを減らせる。モータは、GSとほぼ同じ出力のもの。Ni水素2次電池の電圧は下げた。
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3.5LのV型6気筒から2.5Lの直列4気筒+ハイブリッドシステムにダウンサイジングしたことにより、ガソリン1リットルで走れる距離が、14.0kmから23.2kmに伸びたそうだ。
クラウンクラスのクルマで、ガソリン1リットルで20キロメートルも走れるとは…
でも、車体価格410万円を出せる人にとって、 燃費が最重要項目ではないかも知れませんね ^^;
(by 心如)
2012-12-27 17:36
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コメント(8)
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そうそう!値段の高い車に燃費云々は・・・
by 花火師 (2012-12-27 23:16)
いつかはクラウン、我々の世代では高値、いや高嶺の花でした。
by 袋田の住職 (2012-12-28 16:01)
花火師さん、コメントを頂きありがとうございます
最低でも410万円もするクルマに乗れる人にとって、燃費は二の次ではないかと思います ^^;
by 心如 (2012-12-28 19:27)
このグリルは・・・
オラオラっ!ですね^^;
by 吟遊詩人41 (2012-12-29 00:58)
6気筒の始動音と走行時の静粛性に憧れていたのですが、
時代ですね(^^)
by an-kazu (2012-12-29 09:55)
ご訪問 いつも ありがとう ございます。
来年も よろしく お願いします。
良い お年をお迎えください。^^
by iruka (2012-12-30 20:34)
いつかはクラウンとは昔から言われていますが
今の時代のこのクラスの車で4気筒は。。。
トルク変動と言う事を考えると
いくら燃費が良くても残念です
by 大将 (2012-12-30 23:54)
今年もお世話になりました♪
来年も引き続きよろしくお願いいたします!
((*`・ω-)ノ゜+。*゜+。良いお年を。+゜*。+゜
by 吟遊詩人41 (2012-12-31 21:54)