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タミフル耐性の鳥インフル、国産新薬が効果…!? [健康]

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090425-436828/news/20091222-OYT1T00738.htm?from=nwla
《タミフル耐性の鳥インフル、国産新薬が効果》

 臨床試験中の新しい国産インフルエンザ治療薬が、治療薬タミフルが効きにくい高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)にも効果があることを、東京大の河岡義裕教授(ウイルス学)らが確認した。
 このタイプが流行しても感染者の致死率を大幅に下げることができると証明したもので、22日の米科学アカデミー紀要電子版に掲載された。
 新薬は富山化学工業が開発した「T―705」。研究チームの木曽真紀研究員らは、H5N1型ウイルスの遺伝子を組み換え、タミフル耐性ウイルスを作製。マウスに感染させた上で、T―705を投与したところ、3週間以上生き残るなど治療効果が確認された。薬を与えられなかったマウスは7~12日で死んだ。
 T―705は、ウイルスの表面たんぱくの機能を阻害するタミフルやリレンザと違い、ウイルスの遺伝子を複製する酵素の働きを妨げ、増殖を抑える。新型や季節性にも効果を発揮することが確認されている。早ければ来年秋からの流行期に市販される見通しだ。
(2009年12月22日14時07分  読売新聞)
 ==========(引用終り)==========

 実験とはいえ、遺伝子操作でタミフル耐性鳥インフルエンザ・ウイルスを作るなんて如何なものかと思います。間違ってそのウイルスが実験室から外に出てしまったらどうなるか… 考えただけで恐ろしい話です。

 また、T-705という新薬は、遺伝子を複製する酵素の働きを妨げるそうです。この薬が、インフルエンザ・ウイルスの遺伝子を複製する酵素にだけ作用し、人間や他の動物の酵素に影響を与えないと言えるのでしょうか? サリドマイドのように、安全だと信じていた薬品が、とんでもない副作用をもたらす可能性があります。この新薬には、なんだか嫌な予感を受けますが…

 「鳥インフルエンザ(H5N1型)は怖い」と言って、人々の恐怖をあおり、巨額の血税を使ってタミフルを備蓄したのです。しかし、タミフル耐性ウイルスが出てきました。次は遺伝子複製酵素に作用する薬を開発するなんて… 恐怖を煽っては、巨額の血税を使って新薬を備蓄するという『マッチポンプ』を繰り返しているだけのような気がします。製薬会社にとって、インフルエンザ治療薬は儲かるのは分かりますが、「やり方がちょっと露骨すぎはしませんか」と、言いたいのですが…
(by 小父蔵)


 【追記】 彦島図書館に河豚の貯金箱が飾ってありました。『まねきふく』といういうのかな… 『ふくろう(不苦労)』みたいに全国的に売れたら良いなと思います。
DSC03202m.jpg


 【追記2】 政治家が、Twitterで遊んでいるのはどうなんでしょうか… 一日に十回以上も書きこんでいるなんて、よっぽど暇なのかと思いますが…
原口総務相.jpg


 【追記3】 この方は、いまごろこんなことを言ってます。あと一か月もすれば、高校や大学の卒業式です。しかし、卒業予定者の何割かが、いまだに就職内定をもらっていないという現実が在るのです。皆が、親から何十万円も毎日貰えるわけではないのですが…
鳩山首相.jpg


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enosan

新インフルの予防注射、かかりつけの医院から何度も言われたが断った。
私の近所でもしないと言う人が多い、国産だけで十分だそうなのに沢山輸入して廃棄するのか、これみんな税金だよね。
by enosan (2010-02-09 12:34) 

penny

臨床に犠牲は付き物なのでしょうが、
丁半は勘弁して欲しいところであります ^^;
by penny (2010-02-09 16:40) 

大将

薬は必要かも知れませんが
恐ろしいものですよねぇ
by 大将 (2010-02-09 18:14) 

nyankome

新薬の開発とそれの耐性ウイルスが出てくるのと。
いたちごっこですね。
by nyankome (2010-02-09 19:52) 

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