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野田総理がこんな莫迦だったとは…!? [政治]

  ――― TPPは中国包囲網ではなくて、日本包囲網だった ―――

 野田総理は、国際条約が国内法よりも優位にあるという、中学の社会科で習う基本すら理解していません。

 TPPに参加すれば、関税自主権を失うだけではなく、様々な国内法による規制が締結国間で無効になるのです。

 かつて江戸幕府が米国と結んだ不平等条約を解消するために、明治政府がどれだけ苦労したのか。。。

 歴史の基礎すら理解していない人間が、いま現在の日本の内閣総理大臣をしているのです。

 「テストで良い点数がとれる」=「問題解決能力が高い」とはならない典型のようです。

 学生時代、試験の成績がどんなに良かったかは知りませんが、こんな莫迦な人間が日本の舵取りをしているのです。

 菅さんに比べたら、野田さんのほうが増しだといった政治評論家がいます。

 いったい、何をみてものを言っているのだろうか。

 お追従を言うしか能がないのであれば、

 「政治評論家」という肩書は、即刻外してもらいたいと思います。

 TPP推進論者は、明治の先人が不平等条約を解消するために、どれだけ苦労したのか理解しない大馬鹿者です。

 歴史は繰り返すと言いますが、幕末に犯したのと同じ過ちを、なぜ今さら繰り返すのか。

 いったい、アメリカにどんな弱みを握られてしまったのか。一説によると、鳩山元総理が、普天間問題で「トラスト・ミー!」と啖呵をきったが、その翌日、「期待するのは勝手だが、そんなことに同意した覚えはない」といって、米国大統領の面子を潰したことへの償いだとか。。。

 自分たちの失敗のツケを国民に払わせるなんて、民主党政権は最低の政権だと思います。

(by 心如)
 

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【参考URL】
TPP問題 ISD条項の危険性と推進派の罠 1/2
http://www.youtube.com/embed/UkpqxAhtzL0?rel=0
TPP問題 ISD条項の危険性と推進派の罠 2/2
http://www.youtube.com/embed/8SabZ69X3No?rel=0

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自転車 02.JPG

 

【おまけ】

◎鶏の運命
 ホムシーは鶏を二羽飼っていたが、ある時そのうちの一羽が病気になってしまった。
 彼は、一羽を捌いてスープにし、病気の鶏に飲ませた。

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関税自主権
 関税(関税自主権)が無いと、外国から安い物品が無制限に入ってきてしまう。一見良いことのように思えるが、そうすると安い外国製品に押されて自国の産業の空洞化を招いてしまう。
 同じ製品であれば、消費者は普通安価なほうを購入する。すると、自国の(外国製よりは割高な)製品を売って生活をしている人が儲からない。儲からないから生産者が生産を止めてしまい自国でその製品を作れなくなる。製品でもそうなのに、食料までそうなっては、輸入を止められた場合に自国で作物を作れないので食べるものが無くなってしまう。
 このような状態にならないように、自国産と輸入品との価格差を調整して、自国の産業を守るため、関税というものが存在している。例えば、輸入品の方が自国製品より10%安かったら、その値段分関税をかけて同じ値段にしてしまう。この関税を自国で自由に設定できる権利を関税自主権という。
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幕末・明治の日本
 幕末の安政条約によって日本は関税自主権のないままの開国を迎えることになるが、当初は輸出税は一律5%、輸入税は1類(金銀、居留民の生活必需品)は無税・2類(船舶用品・食料・石炭)は5%・3類(酒類)20%・4類(その他)20%であり、神奈川開港の5年後には日本側から税率引上の協議を要求できる、関税賦課は従価税であるという日本側も決して不利益とは言えないものであった(従量税で引上協議の要求できない天津条約を結ばされた清朝中国に比べればの話であるが)。ところが、改税約書によって主要な輸入品89品目と輸出品53品目を当時の従価を基にした5%の従量税とし、無税対象を18品目・その他は一律従価5%に改められた。従価税であれば、価格が上昇すれば関税収入もそれに比例して上昇するが、従量税であれば価格に関わり無く量に応じた関税を払えばよく、幕末の混乱期のインフレによって事実上の関税免除に近い状態になってしまったのである。
 そのため明治政府は、輸出関税自主権回復と領事裁判権撤廃に血道を上げることになる。欧米列強との間に初めて関税自主権を回復できたのは、日露戦争後に1907年に締結された日露新通商航海条約であった。その後、1911年にアメリカを始めとする他の列強は日本と平等条約(日米通商航海条約など)を締結し、完全な回復は現実となった。それに大きく貢献したのは、小村寿太郎である。
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  • 作者: 中野 剛志
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コメント 4

shira

 TPPについては中央紙5紙が全部交渉参加に賛成の社説を出しました。ということは、TPPで発生するトラブルに対して「みんなが言っていたことだ」と誰も責任を取らないことになるんでしょう。政界も財界もメディアもみんな卑怯です。
by shira (2011-11-12 21:31) 

大将

自民党が政権をとれば自民党
民主党が政権をとれば民主党
結果は政治家と言う人種は最低だという事ですね
by 大将 (2011-11-12 22:12) 

心如

shiraさん、コメント 有り難うございます
 日本の新聞は、日本の国益よりも何を優先しているのでしょうか。太平洋戦争が始まる前、鬼畜米英なんて莫迦なことを言って、日本を勝てっこないアメリカとの戦争に導いたのは新聞です。
 今また、関税自主権を放棄し、アメリカの治外法権を強化するTPPに参加して日本の国益を損なう方向へ国民をミスリードしているのも新聞です。
 国民の何割が、ISD条項によって、日本政府がアメリカの企業から損賠賠償請求を受ける危険があると知っているのでしょうか。
by 心如 (2011-11-13 07:10) 

心如

大将さん、コメント 有り難うございます
 政治家という人種が最低だというのも事実ですが、いま現在の日本人の考え方に大きな問題を感じます。
 TPPは農業だけの問題だと思っていたときには、他人事だと思って、だれもTPPの内容を本気で調べてないのです。日本のGDPに対して、農業生産は1.5%に過ぎない。その1.5%のために残りの98.5%を犠牲にするのはおかしい。なんていう、馬鹿げた屁理屈を言っていた人もいます。
 その人に言いたい、貴方の心臓は、貴方の体重の1%に過ぎないが、その1%に過ぎない心臓を見殺しにして、貴方は生きていけるのかと…
by 心如 (2011-11-13 07:17) 

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