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間違っていたら御免なさい…!? [健康]

問い: 日本人はなぜ世界一癌での死亡が多いのか。

答え: 世界有数の長寿国だからです。
 昔はちょっと悪い風邪が流行ると、体力の落ちた中高年は肺炎を起こして死亡する例が多かったようです。だから、人生五十年という言葉が普通に通用していました。
 最近は、衛生状態と栄養状態が良くなっており、そういう例は減っています。脳卒中や心筋梗塞の死亡率も下がってきているようです。結局、ヒトは他の原因で死なないである程度以上長生きすると、最後は癌で死ぬ確率が高くなるということのようですね。

  上記は、ネットの某所で私が書いたコメントです。

 ガン研究を商売にしている学者が見たら、商売の邪魔するなと言って怒るかも知れませんね^^:

(by 小父蔵)


タグ:ガン 医学
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ウメってすごいね [健康]

【ウメ】
 強い殺菌・抗菌作用で病原性大腸菌O-157もノックアウト。健康生活へ屈指の貢献度を誇る保存食の王様。
《栄養と働き》
 ウメほど日本人の生活文化に深く根ざしている果樹はないでしょう。花は『万葉集』にも122首も詠まれていますし、庭木や盆栽としても観賞されてきました。果実については「ウメは三毒(食べ物・水・血の毒)を絶つ」などといわれており、その効用については定評のあるところです。
 ウメにはクエン酸・リンゴ酸・コハク酸・ピクリン酸などの有機酸や、カルシウム・リン・カリウムなどのミネラル、そしてカロテン・ビタミンB1・B2・Cなどが含まれており、その多様さは類をみないほど。これらが「医者いらず」の役割をはたしています。
(ウメそのものにも、また分泌される唾液にも健康維持の秘密がある)

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今日は、母の日ですから… [健康]

 母がお世話になっている特別養護老人ホームへ、会いに行ってきました。

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 ▲母は、私に会えたのが嬉しいと何度も言ってくれました。

 帰り際に、職員の方から、お母さんの気持ちが和むので、出来るだけ会いに来て下さいとお願いされました。
 どうも、他の利用者さんや職員の方に接するときと、私に見せる表情がまるで異なるようです。
 「血は水よりも濃い」と言いますが、他人には結構きつい態度を示すようです…
 認知症の母に文句を言っても仕方がありません。

 帰り道、歩きながら妻といろいろ話をしましたが、職員の方を信頼してお任せするしか方法がないのですが…

(by 小父蔵)

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今日は、結構歩きました [健康]

 道々、撮影した写真を紹介します。

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 ▲埃を被ったこのクルマは何でしょうか? 磨いたら綺麗なクルマだと思いますが…

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 ▲看板に、クリニックと書いてありますが、あぶない診療所ですよね、やっぱり…

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タグ:武士
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医療システムは誰のため…!? [健康]

 『やぶにらみ科学論』(池田清彦/ちくま新書)に次のような記述がありました。 

…… 近藤誠の著書『成人病の真実』(文芸春秋、2002)を読んで、その時の直感が正しい事を知った。近藤誠は、①がん検診は無効である、②ほとんどのがんに抗がん剤は効かない、③がんの手術はしないほうがよいことも多い、との論陣を張って、大方の医者に蛇蝎のように嫌われている稀有な医者である。①がん検診はもうかる、②抗がん剤、使わないより使う方がもうかる、③手術、しないよりしたほうがもうかる、ことを考えれば、近藤がなぜ嫌われるかよく理解できるだろう。
 医者から言わせれば、同業者のくせに商売の邪魔をするな、ということなのだろう。確かに資本主義の最大の倫理は、他人の商売の邪魔をしてはいけない、ということに尽きるが、そのためには、商売が公正である必要がある。公正であるとは、客に商品についての正確で詳細な情報を提供して、なおかつ、客の選択権を保証することだ。……

…… 近藤が最初に怒っていたのは、がんの検診や手術あるいは抗がん剤の有効性が、科学的データに照らして必ずしも明らかでないのに、自分たちのやり方だけを患者に押しつけている医者の態度についてであった。しかし、最近の近藤の矛先は、個々の医者というよりも、それを許す日本の医療システムに向けられているようだ。『成人病の真実』は、定期健診が健康な人を病気にさせ、人々を不幸にする装置であることを暴いて戦闘的である。

†医療システムの欺瞞

 この本の冒頭の話題は、高血圧症「3700万人」のからくり、というものだ。日本の人口は1億2000万人か3000万人といった所だろう。そのうちの三割余りが高血圧というのは結構すごい。子供は滅多に高血圧にならないだろうから、大人の大半は高血圧ということではないのかね。実にそうらしいのだ。この本によれば、30歳以上の全成人の四割、60歳以上の六割が高血圧症とのこと。私はウーンと唸ってしまった。よく考えてみよう。同世代人口の六割が高血圧ということは、むしろ高血圧が普通で高血圧でないほうが異常ということではないか。もっと言えば加齢に伴って高血圧になる人が、人口の大半に及ぶということは、高血圧は加齢に伴う正常な生理的反応と考えたほうが合理的だ、ということではないか。
 日本高血圧学会は、高血圧のすべてを最終的には薬を用いて治療するよう勧告したという。近藤ならずとも、これを聞いたらうさんくさいと思うだろう。3700万人の高血圧症の患者の全員に薬を売りつけたら、大変なもうけになるに違いないからだ。実は2000年まで、日本に高血圧症の人は1600万人しかいなかったのである。それが2000年を境に、一挙に3700万人に増えたのだ。21世紀なった途端に、日本人全員が塩分の摂取しすぎになったのだろうか。そんなことはあり得ない。日本高血圧学会が、高血圧の基準値を160/95㎜Hgから140/90㎜Hgに引き下げたのだ。
 これじゃ、高血圧症が増えるのは当たり前だ。近藤の本を読むと、基準値の引き下げに科学的な根拠はほとんどないらしい。要するに学会と製薬会社がグルになって、高血圧症の患者を増やしたらしいのだ。
 それはそうだわな。60歳以上の六割が同じ病気(高血圧症)というのは、常識的に考えてもヘンだよな。そのうち、70歳以上の10割は老化症にかかっているので、薬を飲むべきだ、と言い出しかねない。ところで、欧米での研究では、少なくとも80歳以上の人は、血圧が高い方が長生きし、血圧を下げると早死にするという。いやはや、恐れ入谷の鬼子母神とはこのことだ。……

……学会が定める基準値なるものが、病気を治療するためというよりもむしろ、病気を作るためのものであることがよくわかる。
 近藤の本の最後の章は、定期健診は人を不幸にする、と題されている。定期健診を受ければ、健康になったり、寿命が伸びるというデータ的根拠はない、と近藤は断言する。私はドックに入って懲りたので、近藤の言うことがよくわかる。日本の医療システムは病気の人から、金をふんだくるだけでは飽きたらずに、健康な人を病気にして、お金を巻き上げようと考えたのである。そのための装置が定期健診なのだ。
「成人病といわれるものは総じて、無症状であるのに職場健診や人間ドックで発見されたものであれば、治療の必要がないようです。それどころか、無症状のときに発見された成人病は、治療すると寿命が縮む可能性が高いことがデータで示されています」。そう近藤は言う。近藤が死んだら、高血圧学会や動脈硬化学会は花火をあげてお祝いするかも知れないね。
「死んで多くの人に悲しまれるのは、唯の偉人である。死んで多くの人に喜ばれるようになれば、それは大悪党か真の偉人である」(池田清彦迷言集より)……
 ==========(引用終り)==========

 学会で定める基準は、治療のための基準ではなくて、要治療者を確保するための基準にすぎない… 医者と製薬会社の利益を確保するための基準を定めるのが学会の目的のようです。
 そう言えば、メタボの基準なんて、大半の中年男性が引っ掛かるような値でしたが、医学的な根拠はないという批判を受けていたと思います。
 老人を薬漬けにして、医者と製薬会社が大儲けしているのだとしたら、厚生労働省もグルになっているとしか思えません。政治家も票と政治資金のためには老人医療を手厚くするしかないし…
 少子高齢化で、老人医療費がますます社会の重荷になってくると思います。医者と製薬会社の利益確保を優先するなんて言語道断です。早く、本当の意味で国民の健康を重視する医療システムを確立しないと、大変なことになるのではないかと思いますが…
(by 小父蔵)

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