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教師よ、生徒に媚びるな! [教育]

讀賣新聞 編集手帳 20101006.jpg

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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101023-OYT1T00632.htm?from=main6
『誰が校長を殺したか…これが中間試験?』

 愛知県東海市の県立東海商業高校の中間試験で、同高校を舞台に「校長を殺害した教諭」を実名の選択肢で答えさせる問題が出題されていたことが、23日わかった。
 問題に登場する国枝裕校長は「不適切な設問」として、問題を作成した20歳代の男性教諭に口頭で厳重注意した。
 同校によると、商業科目を体験的に学習する「総合実践」の試験に「頭の柔軟さを知るため」として出題された。問題は、校長が職員室で暗殺され、自分の血で書き残した「41124」の文字を手がかりに、実在の教諭7人の中から犯人を選択するというもの。3年生の2クラス77人が解答した。
 「41124」は横書きにして180度回転させて見ると「カていカ」と読めることから、家庭科の担当教諭が犯人とされた。同校の総合実践の試験では、これまでもクイズ形式の出題をしているという。
(2010年10月23日20時26分  読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101023-OYT1T00716.htm?from=main5
『小3授業で女性教諭、自殺や殺人をクイズに』

 東京都杉並区の区立浜田山小学校で、3年生担任の女性教諭(23)が授業中に、自殺や殺人に絡むクイズを出していたことがわかった。
 区教委によると、教諭は19日、2時限目の算数の授業の終わりごろに「3人姉妹の長女が自殺し、次女はその葬式に来た男性を好きになった。再会するにはどうすれば?」というクイズを出した。「妹(三女)を殺せば葬式で会える」が正解で、子供たちはショックを受けた様子だったという。
 教諭は厳重注意を受けた。「子供たちにせがまれて、大学時代に友人と楽しんだクイズを出してしまった。非常に軽率な事をして反省している」と話しており、保護者に謝罪したという。
 井出隆安教育長は「不適切な指導で児童の心を傷つけた。心からおわびし、信頼回復に努める」としている。
(2010年10月23日21時40分  読売新聞)
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 教師といえども人間ですから、聖人君子であれと求めるのは間違いだと思います

 しかし、教師には生徒のお手本になろうという努力が必要ではないかと思います

 安易に、生徒の関心をかおうとしないで、大人として落ち着いた言動をして欲しいと思います

 子供の興味をひくことよりも、子供に尊敬される努力を期待したいのですが…

(by 小父蔵 あらため 心如)


タグ:教師 生徒 教育
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『道徳』とは何か解ってる…!? [教育]

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http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100930dde041040064000c.html

道徳授業:「脅迫文」作らせる 山梨の小学教諭「協力作業教えたかった」

 ◇「担任の身柄確保した。8000円もってこい」

 山梨県韮崎市の市立小学校の男性教諭(48)が担任を務める5年生の道徳の授業で、新聞から文字を切り抜いて身代金を要求する内容の脅迫文を作らせていたことが分かった。グループ作業で友達と協力することを教えるのが目的だったというが、校長は「文の内容が不適切だった」として口頭注意した。

 市教委によると授業があったのは27日午後で、児童30人が参加。黒板に「(教諭の実名)の身柄を悪の組織が確保した。返してほしければ、ちびっ子広場に8000円もってこい。1秒でも遅れると命はないものと思え」などと手本の文面を書き、5、6人のグループに分かれて新聞の切り抜きをさせた。

 授業内に作業が終わらず切り抜きは回収し、廃棄した。9月の道徳は「友達と協力する」がテーマで、脅迫文作りは教諭自身が考えた。教諭は「興味をひくためにやったが、良くない文面だった」と反省しているという。保護者からの指摘で発覚した。【小林悠太】

毎日新聞 2010年9月30日 東京夕刊
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生徒の興味をひくためにやったとのことですが

友達と協力することを教える道徳の授業で

人を誘拐して身代金を要求する内容の文面を生徒に作らせるなんて…

これが道徳の授業に相応しくないことは明白だと思います

この教師に、道徳の授業を担当する資格があるとは思えません


何度も言いますが、いくら学生時代に試験の成績が良くても

人としての良識に欠ける者は教師をするべきではありません


教師は、生徒や保護者から少なくとも軽蔑されない人間でなければ。。。

(by 小父蔵)
 


タグ:道徳 教師
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教育は誰のためにあるのか…!? [教育]


高学歴ワーキングプア  「フリーター生産工場」としての大学院 (光文社新書)

高学歴ワーキングプア  「フリーター生産工場」としての大学院 (光文社新書)

  • 作者: 水月 昭道
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2007/10/16
  • メディア: 新書



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大学院重点化というのは、文科省と東大法学部が知恵を出し合って練りに練った、成長後退期においてなおパイを失わんと執念を燃やす“既得権維持”のための秘策だったのである。
折しも、九〇年代半ばからの若年労働市場の縮小と重なるという運もあった。就職難で行き場を失った若者を、大学院に釣り上げることなどたやすいことであった。若者への逆風も、ここでは追い風として吹くこととなった。成長後退期に入った社会が、我が身を守るために斬り捨てた若者たちを、これ幸いとすくい上げ、今度はその背中に「よっこらしょ」とおぶさったのが、大学市場を支配する者たちだった。(本文より)

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アホ大学のバカ大学生というけれど…!? [教育]

最高学府はバカだらけ―全入時代の大学「崖っぷち」事情 (光文社新書)

最高学府はバカだらけ―全入時代の大学「崖っぷち」事情 (光文社新書)

  • 作者: 石渡 嶺司
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2007/09
  • メディア: 新書


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大学全入時代をほぼ迎えたいま、私大では定員割れが続出し、潰れる大学も出てきている。こうした、世間からそっぽを向かれた「崖っぷち大学」は生き残りに必死だが、それは、東大や早慶上智、関関同立といった難関大といえども他人事ではない。どの大学も受験生集めのために手を尽くしている。ところが、その内容は――AO入試で辞退さえしなければ誰でも合格、就職率や大学基本情報の非公表・偽装、イメージをよくするために大学名を改名(秋田経済法科大からノースアジア大へ)、新しいことを学べる新学部を新設(シティライフ学部や21世紀アジア学部)など、世間の常識と大いにズレていて、どこかアホっぽいのだ。本書では、こうした大学業界の最新「裏」事情と各大学の生き残り戦略を、具体例を交えながら紹介していく。

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志望の理由 [教育]

 パソコンのファイルを整理していたら、次男が五年前に、工業高校の電気科の推薦入試を受ける時に作成した、志望理由書の文案が出てきました。

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 「私は将来、電気工事関係の仕事に就きたいと考えています。
 そのためには、第二種電気工事士の資格取得が必要となります。
 二学年の時、職場体験でお世話になった電気工事会社の社長より、電気工事士の資格を取得するには、貴校が良いとうかがいました。
 三学年になって、体験入学で貴校を見学することができました。
 様々な教室を見せて頂き、その充実した設備や実験機材、パソコン等、ぜひ入学し、この充実した環境で勉強したいという思いが強くなりました。
 入学後は、第二種電気工事士資格取得を始め多くの資格取得に挑戦したり、部活動にも積極的に参加し、有意義な高校生活を送りたいと思います。
 “人から必要とされる技術者になる”という私の目標を実現するために貴校を志願しました。」

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 いま読むと、もっと上手い表現もあると思います。しかし、お陰さまで、次男は志望校の推薦入学に合格し、電気工事士の資格も取得しました。
 一昨年卒業し、本人が希望した電気工事会社に就職し、この四月から三年目に入りました。
 二年間働いて貯めたおカネで、先週、中古車ですがクルマを買ったとのことです。
 次男は、どちらかというと勉強が出来たほうではありません。しかし、自分が希望した道をなんとか歩いているようです。妻と二人でお互いに、親バカチャンリンと言いながら、息子たちの成長を喜んでいます。

(by 心如)

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